2020年6月7日 放送休止中におさらい!麒麟がくる序盤の感想と見どころを完全解説|菊丸・木下藤吉郎に注目!

放送休止中におさらい!麒麟がくる序盤の感想と見どころを完全解説|菊丸・木下藤吉郎に注目!

新選組・龍馬伝に並ぶ面白さは必見!

 2020年度のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」が面白い。戦国時代を題材にした作品はたくさん見ましたが、その中でも一番面白いのではないかと個人的には思っています。NHK大河ドラマ全体で考えても、【新選組】【龍馬伝】と同じレベルかそれ以上になる可能性を秘めている作品だと思います。

 そんな麒麟がくるですが、新型コロナウィルスの影響で6/7放送分をもって中段することが決まっています。おそらく撮影が再開されていると思いますが、まだまだスムーズには進まないと思います。しばらくは、ダイジェストや再放送が放送されると思いますので改めて見どころをお伝えしたいと思います。

 関連記事⇒https://www.nhk.or.jp/kirin/news/news_200515.html

 この記事を読めば、麒麟がくるをさらに面白く見ることができると思いますので、ぜひ読んでください。大河ドラマは最初から見ないと見る気をなくしてしまうという人は、U-NEXTの31日間無料トライアル放送もあるのでチェックしてみてください。

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色鮮やかな衣装も必見!新しい見せ方と、意外なキャストで好スタート

 NHK大河ドラマは、坂本竜馬や近藤勇など破天荒な主人公が多い印象があります。麒麟がくるの主人公は明智光秀。本能寺の変で謀反を起こし、信長を暗殺するも三日天下で秀吉に敗北するという残念な武将というイメージがあるが、どう表現するのかに期待して、あまり前情報を入れずに第一話を迎えました。

 予想以上に面白かった。

見終わった後の、私の率直な感想です。この記事を読んでくださっている方にもわかりやすく説明するために良かった点を箇条書きにしてみます。

・着物や小道具が色鮮やかで目で見て楽しめるスタイリッシュな城下町の風景

・NHKの理念を覆す、光秀と望月東庵・駒・菊丸の3人組との絡み

・光秀と帰蝶の2人の目線から表現されるストーリー展開

 戦国時代といえば、どうしても武将同士の泥臭い人間ドラマになってしまいがちですが、麒麟がくるは色鮮やでスタイリッシュ。意図的なのか予算の関係なのか、登場人物とエキストラのソーシャルディスタンスも良くて、小物や着物が色鮮やかでも画面がうるさくならない。見ていて気持ちのいい城下町の風景になっています。

 そして、何と言っても見せ方とキャスティングが新しい。NHK大河ドラマは史実に基づいて制作されているのでどうしても話が固くなってしまいがち。ところが明智光秀は史実自体があまりはっきりしていない武将なので、ある程度自由な演出が出来る。その象徴が、東庵・駒・菊丸の3人組だと思います。3人とも歴史上の人物ではなく、この作品のオリジナルキャラクターで東庵役の堺正章さんや菊丸役の岡村隆史さんは、動いているだけでコミカルで面白いし、駒役の門脇麦ちゃんが男だらけの戦国時代に華を添えてくれます。史実にこだわるNHKらしくない作品で、新鮮な気持ちで見れたのも面白いと感じた点だと思います。

帰蝶の視点!沢尻エリカさんから川口春奈さんに代わった影響は?

 前述で箇条書きにした最後の「光秀と帰蝶の2人の目線から表現されるストーリー展開」について話したいと思います。序盤を見ていて”なるほど~”と感じた共通する演出があるのに気づきました。それが帰蝶の視点です。

 光秀のシーンがしばらく続くと、長くはないですが必ず帰蝶のシーンが描かれます。正直なところ、織田信長に嫁ぐまではそんなに出てこなくてもいいのではないかと思っていたのですが、40分しかない1話の放送の中で必ず帰蝶のターンがあるのです。あれっ!もしかしてこの物語は光秀と帰蝶のW主演で考えていたのでは?だからこその沢尻エリカさんの抜擢だったのではないのか?川口春奈さんが演じる帰蝶はとてもかわいくて好感が持てたので、駒さんと同じようなポジションとして見ていたので感じていた違和感だったようです。

 皆さん、帰蝶は麒麟がくるの中でとんでもなく重要なキャラクターですよ~。注意喚起します。もっと注目して見ないと。もしかしたら、信長を陰で操る存在に成長して最後は光秀VS帰蝶という構図になる可能性もあるくらいです。

 これは、信長という強烈な存在を帰蝶の視点から表現する革命的な演出かもしれません。若い人たちやNHK嫌いの方にも今回のNHKは違うぞ!と言って全国を回りたいくらいです。ぜひ帰蝶にも注目して見て欲しいと思います。

L i t t l e A n i m a l O n l i n e S h o p

2話以降をさらに楽しく見る魔法の視点

 2話目以降は、織田信長が登場するまでは歴史的な動きはさほどなく登場人物もレギュラー陣は毎回同じ顔触れで見どころも同じなので、だんだん慣れてきてしまいます。これを、ただぼーっと見ていると中だるみに感じてしまいます。

 この展開には一言モノ申したいですが、それはいつか別の記事でお話します。

 2話目以降、物語を引っ張るのは斎藤道三です。歴史的にも重要な大名なのですが、本木雅弘さんの怪演がヤフーニュースになるほど話題になっています。ただし、その斎藤道三も本格的に登場するのは13話以降なので序盤をどう楽しむかを今回も箇条書きにしてご紹介したいと思います。

・序盤に注目の武将BEST10(注目武将から歴史的背景を探る)

・菊丸って何者?

・明智光秀はストーリーテラー? 

※(ネタばれ含む)

序盤に注目の武将BEST10

※斎藤道三(本木雅弘)は、ヤフートピックスにも出ていて見どころとして皆さんご存じなので、今回のランキングからは外しています。

10位 土岐頼純(矢野聖人)

序盤最初の名シーンは、土岐頼純演じる矢野聖人さんを斎藤道三演じる本木雅弘さんが毒殺するシーンでした。本木さんの演技もさることながら矢野さんの演技も負けず劣らず。キャリアを考えるとこれからが楽しみな役者さんだと思います。帰蝶の最初の結婚相手として描かれていたのも衝撃的でした。私を含めて、ほとんどの方が信長に嫁いだのが初婚だと思っていたのではないでしょうか。以前別のドラマで柴咲コウさんが初心な帰蝶役を演じられていましたが、この事実を知っていたらあなた酸いも甘いも知ってるやんって思ってしまいますね(笑)

9位 織田信光(木下ほうか)

織田信光といえば、歴史的には信長が織田家の家督争いで弟の信勝と叔父の織田彦五郎の三つ巴で争っていたのなか、状況としては5分だったバランスを彼が誰に就くのかで決まってしまうような重要な人物です。ただ、ドラマとしてはほぼ1シーンでの登場しかありませんので9位と言えば驚かれる方もいるかもしれません。実は麒麟がくるでは、前述で書いた通り帰蝶が重要な役として存在してます。この件でも帰蝶が信光に誰に就くのか迫るシーンが描かれているのですが、その時の木下さんの表情が凄すぎて1シーンでもプロの役者はここまで表現できるんだぞって言っているようでした。このシーンも沢尻さんだったらもっと緊迫したシーンになっていたかもしれません。そう想像しながら見てもらえると感慨深いシーンになると思います。あっ川口さんも良かったですよ~。

8位 織田信秀(高橋克典)

織田信秀は、いわゆる信長の父親です。彼は他の作品では、晩年のお酒と女に走って病死する部分を描かれることが多かったのですが、本来は尾張の虎と呼ばれた戦のプロでした。斎藤道三と再三に渡って戦うのですが、せっかく高橋克典さんが演じているのだから戦争のシーンで、彼の肉体美を見せつける派手なシーンを演出してほしかったです。そうすれば序盤の見どころの一つになったのではないでしょうか?順位も5位以内に入ったかもしれません。とはいえ、東庵とのすごろくのシーンや信長を罵るシーンなど見せ場はたくさんありました。

7位 明智秀満(間宮祥太郎)

光秀の叔父、光安の息子で光秀とは従弟。彼は、序盤にでてくるレギュラー武将の中で唯一の若手イケメン俳優が演じている武将です。若い世代とくに女性の視聴者を増やすためにもう少し若手イケメン枠を作って欲しかったです。たとえば前田利家や佐々成正などをもう少し有名な若手俳優を使い、信長と信勝のいざこざの回に出て柴田勝家役の安藤政信さんや信勝役の木村了さんとバチバチ戦って欲しかったです。ちなみに秀満は、序盤は光秀の忠実な部下として描かれていますが終盤では大活躍する武将なので、楽しみは取っておこうと思います。

6位 稲葉良通(村田雄浩)

斎藤義龍といえば実の父斎藤道三と二人の弟を手に掛けるとんでもない輩なのですが、麒麟がくるではその義龍を裏で手を引いていたのが稲葉良通でした。彼は美濃3人衆の一人に数えられる猛将で戦では大活躍した武将です。ドラマでは、そこまで出番があるわけではないですが、義龍と道三が争うシーンでも怒っていたりドヤ顔していたりセリフはなくても熱演されているので見逃さないでください。最終的には豊臣秀吉に仕えるのだから息の長い武将なんですよ~。個人的には、斎藤道三と織田信秀との戦のシーンで明智光秀が頑張って戦っているのをしり目に良通が雑兵を散々切るシーンを数秒くらいで良いので入れておいてほしかったです。ドラマでは道三・光秀VS義龍・良通という構図でしたが、戦ではお互いを頼りにしていたと思います。

5位 土岐頼芸(尾美としのり)

土岐頼芸といえば、美濃の守護大名です。室町幕府からの任命で美濃の監督をしています。斎藤道三は美濃の戦国大名です。ややこしいですね。会長と社長のようなイメージでいいと思います。二人は二人三脚ではなかったので、間に立っている光秀は課長のような立ち位置ですね。二人の大きな違いは野心です。尾美さんが野心のない守護大名をすごく上手に演じておられます。放送回を追うごとに徐々に精神が崩壊していくところを見てほしいです。

4位 木下藤吉郎(佐々木蔵の介)

木下藤吉郎といえば、後の豊臣秀吉。信長から猿と言われて可愛がられていたという逸話があるのでこれまではあまり背の高くない猿顔の方が演じることが多かったと思います。そこへ来て、突然背が高くてシュッとした佐々木蔵の介さんを抜擢されるなんて、NHKを内側からぶっ壊すのかと思いました(笑)こういう配役をみても、麒麟がくるは一味違う作品になると確信できます。序盤は字も書けず、がさつでとても将来の天下人とは思えない演出とそれを佐々木さんが演じるというギャップは見どころで、今後回を追うごとにどう成長していくのか楽しみなキャラクターです。

3位 駒(門脇麦)・帰蝶(川口春奈)・煕子(木村文乃)

3位は、美女3人組です。光秀との4角関係は間違いなく序盤最大の見どころの一つです。薬屋の店員に従妹に幼馴染、みんな光秀に好意をもっていてそんな矢印を超鈍感な光秀が全く意に返さない。見ていて本当に歯痒いです。でも、そこが今回の光秀のキャラクターを引き立てていると思うので良しとしておきましょう。3人との恋の行方は?このうちの誰かと結ばれるのか?それとも新たな女性が現れるのか?まさかの伊呂波大夫(尾野真千子)?そこも、楽しんで見てもらえればと思います。

2位 松永久秀(吉田鋼太郎)

松永久秀といえば、三好長慶の部下で室町幕府第13代征夷大将軍”足利義輝”を歴史から葬り去る武将です。この役を吉田鋼太郎さんに決めたのは本当にすばらしいキャスティングだと思います。光秀とは序盤は鉄砲の件(くだり)で絡むのですが、意味深な発言をしたり、はぐらかしたり光秀が困り果てる姿が三谷幸喜さんのコメディーを見ているように楽しいです。足利義輝役の向井理さんが出てくるたびに、数年後松永久秀にひどい目に合うんだな~と思いながら見ると楽しく見ることが出来ます。松永久秀は、長らく活躍する武将なので光秀とのコメディーシーンは今後も楽しみの一つです。

1位 菊丸(岡村隆史) 

とにかく笑いはほとんどなし。完全に役者としての岡村さんを見てほしいと思います。前日の問題発言を聞いたときは、何してるのって相方の矢部さん以上に思っていました。本当にはまり役なので絶対に降板してほしくありません。序盤最高の見どころは彼をおいていないと思います。みどころは、彼はいったい何者なのか?本当にただの町人なのか?麒麟がくるではあまりないミステリーの要素があって物語の最高の伏線になっているのではないでしょうか?後で、必ず伏線の回収があると思うのでとにかく怪しいシーンを覚えておくと楽しいと思います。後から見返したらやっぱりあの時、彼がいなかったとか映画シックスセンスのような新要素が入っているのも麒麟がくるの見どころです。

 ここで紹介した10人の登場人物に注目しながら見ると、序盤から中盤に掛けてもまったく中だるみせずに楽しく見れるはずです。

麒麟がくるは、長谷川博己さんの存在感が薄くなるほど面白くなっていく。|ストーリーテラー明智光秀の誕生!

 NHK大河ドラマ麒麟がくるの主役・明智光秀を長谷川博己さんが演じると発表があったとき、ああ~そうなんだ~とふわっと思ったことを今でも覚えています。事前情報はあまり入れない主義の私ですが、今回のドラマは衣装やキャストポスターが派手だとか、自然と耳に入ってくる情報もあり、物語に関係ない話ばかりがピックアップされていたので大丈夫なのか不安になっていた時期もありました。あくまで物語や演出が面白いかどうかが大事です。主人公の明智光秀がどう描かれるのか?戦国時代は織田信長を中心に話が進んでいくので、序盤は青年時代の織田信長と明智光秀をどう絡ませてくるのかに注目していました。

 第1話を見ての感想は前述のとおりで、不安があった分予想以上に面白かったという印象でした。しかし、2話目以降は徐々に真新しさも薄れていき大河ドラマによくある中だるみに差し掛かってきます。本筋に関係ない駒さんのサイドストーリーがすこし長すぎたように思います。この辺りで、挫折したという人も多いのではないでしょうか・・・。

 これは、もしかしてつまらない作品になっていしまうかなと思っていたころ、序盤最初の見どころ「土岐頼純の毒殺」のシーンが放送されました。ヤフートピックスにも紹介されていましたが、もう鳥肌が立ってまるで主演が斎藤道三だと勘違いしてしまいそうでした。

関連記事

https://www.asagei.com/excerpt/142114

https://mantan-web.jp/article/20200501dog00m200056000c.html

 こんなシーンを放送で見たら、長谷川さん含め他の役者さんも大いに刺激をうけるのではないかと思います。明日からみんなどんな演技をするんだろう?もしかしたら半沢直樹みたいにエスカレートしていくのかな~と思いながら注目して見ていました。

 その後・・・

 長谷川さんはというと、いつも通りの爽やかな演技。とくに力むことも無く光秀というキャラクターに自分なりの在り方を見つけているような感じでした。

 本木さんは、最後まで斎藤道三が主人公なのかと錯覚するような威厳のある演技をされ、それにひっぱられるように白熱の演技をする斎藤義龍役の伊藤英明さん。もしかしたらこの現場は、本木さんの存在によって意味でよい緊張感がでているのかなぁと思いました。

 そして、徐々に存在感を増す織田信長役の染谷将太さん。弟の信勝を毒殺するシーンは、あのシーンに負けないようにするかのように染谷将太さんがすごい迫力で迫り、木村了さんが全身ひきつっているかのような凄い受けで返す。負けず劣らずの序盤の名シーンだったように思います。

 木下ほうかさんの演技も凄かった~

 あれっ!主役はだれだっけ?信長の野望?いえ麒麟がくるです

 徐々に光秀の在り方が長谷川博己さんの人柄や特徴に寄せられて、麒麟がくるという作品の色・形が出来上がってきているんだと思いました。発表を聞いたときは、ああそうなんだと思ってしまいましたが、もう長谷川博己さんが光秀にしか見えなくなってきました。それを見越しての抜擢なら恐るべき監督の眼力だと思います。麒麟がくるは、長谷川博己さんの存在感が薄くなるほど面白くなっていく。作品の雰囲気にどんどん入り込んでいってしまう。

 中断前の放送では、朝倉義景役のユースケ・サンタマリアさん、徳川家康役の風間俊介さん、水野元信役の横田栄司さん、脇役たちが増々躍動し始めます。

 特に、徳川家康の母於大の方を演じる松本若菜さんは沢尻エリカさんを彷彿させるようなきれいな方で、横田栄司さんや染谷将太さんとの絡みは必見です。

 そして、いよいよ明日は桶狭間の戦い。ネタばれするので多くは語りませんが今川義元を討ち取る毛利新介を先日ジャニーズを退社された今井翼さんが演じられるのでどんなシーンになるか楽しみです。

 この回もきっと長谷川博己さんの存在を忘れてしまうに違いない。ストーリーテラー明智光秀の誕生!これからも麒麟がくるから目が離せない。

INFO

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」はコロナの影響で放送が一時中断になってしまいました。この機に、もう一度最初からご覧になられたい方は、UNEXTの31日間無料トライヤルでご覧いただけます。リンクを貼っておきますので詳細はこちらでご確認ください。

本ページの情報は2020年6月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。

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 おしまい

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